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はちみつが固まってる!
舌触りがザラザラ……
こんなこと、ありませんか?
寒い時期は結晶化しやすくて、使いづらいですよね。
実は、はちみつは冷凍すると結晶化しないんです。
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じゃあ冷凍すればいいじゃん!
ちょっと待って!
はちみつを冷凍すると、結晶化はしないけど、水飴みたいに固くなってしまうという問題が……。
しばらく常温に置いておけば軟らかくなりますが、すぐ使いたいですよね。
そこで今回は、冷凍しても取り出しやすい容器をご紹介します。
はちみつを便利に使いたい方、ぜひ参考にしてください。
はちみつは冷凍するとどうなる?
そもそも「はちみつは冷凍できるの?」という疑問。
答えは YES!
はちみつが結晶化しやすいのは15℃前後。
そこから0℃までは、結晶化が緩やかになります。
つまり、冷凍すると結晶化することなく、なめらかな状態をキープできます。
でも、冷凍庫から出したばかりのはちみつは固くてチューブから押し出しにくいんです……。
冷えた水飴みたいな感じです。
そこで大事になってくるのは、「冷凍しても取り出しやすい容器を使うこと!」です。
おすすめの容器
【すぐ使える!】小分け容器
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- 冷凍庫から出してすぐ使いたい方
- 少量使いたい方
まずは、製氷機などの小分け容器です。
筆者は、離乳食用の15mL小分け容器を使用しています。
少量に分けておくことで、使いたい分だけ取り出して使うすことができます。
小分けにする手間はありますが、はちみつが軟らかくなるまで待つ必要がないことが大きなメリット。
温かい飲み物にポン!
トーストの上にポン!
温かいものに乗せたり、入れたりすれば、すぐになめらかになります。
氷のようにカチカチというわけではないので、シリコン等のやわらかい容器だとより取り出しやすいです。
リッチェル わけわけフリージングブロックトレー
【すぐ使える!】口の広いタッパーやコンテナ
- 冷凍庫から出してすぐ使いたい方
- 好きな量を使いたい方
次は、タッパーやコンテナです。
筆者は、ジップロックのスクリューロックを使用しています。
冷凍庫から取り出したばかりのはちみつは、カチカチのアイスクリームよりは軟らかいです。
頑張れば、スプーンですくえます。
販売時に入っているような細長い容器だと、力を入れてスプーンですくいづらいですよね。
口が広いタッパーやコンテナに移せば、このストレスを軽減できます!
ジップロック スクリューロック
ジップロック コンテナ
【押し出しやすい!】チューブボトル
- 常温に置いて待てる方
- 好きな量を使いたい方
最後は、チューブボトルです。
筆者は待てないタイプなので、使用していません……。
チューブボトルで重要なのは、容器の素材。
シリコンや低密度ポリエチレンは、次のような特長があるため、はちみつの冷凍保存にぴったりです!
- 冷凍に対応している
- 柔らかく中身を押し出しやすい
常温に置いて5~10分程待つと、チューブから押し出しやすい固さに。
あとはいつも通り、押して出して使うことができます。
OXO スクィーズボトル
冷凍保存の注意点
はちみつは冷凍してもOKですが、いくつか注意点があります。
容器の素材に注意!
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ガラス瓶は、冷凍すると割れることがあります。
シリコンや冷凍に対応したプラチックの容器を使うようにしましょう。
風味が損なわれるかも……
長期間冷凍庫で保管すると、冷凍庫の湿気や他の食品のにおいを吸って、風味が損なわれる可能性があります。
やはり最もおすすめなのは、常温保存です。
冷凍保存は冬場だけにし、なるべく早めに使いきるようにしましょう。
「冷凍↔解凍」の繰り返しで結晶化
「冷凍すると結晶化することなく、なめらかな状態をキープできる」と始めに言いました。
しかし、「常温で軟らかくしてまた冷凍する」ということを繰り返していると、結晶化が進む可能性はあります。
冷凍保存は冬場だけにし、なるべく早めに使いきるようにしましょう。
まとめ
はちみつは冷凍すると結晶化せず、なめらかな状態をキープできます。
でも、冷凍庫から取り出したばかりはカチカチなので、取り出しやすい容器を使うのがポイント!
小分け容器
・冷凍庫から出してすぐ使える
・少量ずつ使える
口の広いタッパーやコンテナ
・冷凍庫から出してすぐ使える
・好きな量をスプーンで取り出せる
チューブボトル
・常温に置いて待つ必要あり
・好きな量を押し出して使える
はちみつの保存に困っている方は、ぜひ試してみてください!