最近、電気料金が高いですよね……。
極端な例だと思いますが、ニュースで「オール電化で月12万円」というご家庭を見ました。
我が家では、電気料金の高騰と停電に備えて、太陽光発電を導入してます。
ネットで調べると「○○kWのパネルなら年間××kWh発電する！」みたいな情報が多いですが、実際には天候や設置条件によって大きく変わるんです。
そこでこの記事では、次のことを包み隠さず公開していきます！
- 我が家の基本情報
- 1年間の発電量
- 電気料金と削減効果
- 売電収入
我が家の基本情報
太陽光発電システムのスペック
- パネル容量：4.1kW
- パネルメーカー：ネクストエナジー
- 設置方角＆角度：南東向き、傾斜8.53度
- パワコン：ネクストエナジー
- 蓄電池：なし
- 設置費用：110万円（補助金なし）
生活スタイル
家族構成と活動時間
- 夫婦と未就学児２人の４人家族
- 夫は出社勤務（週１在宅）
- 筆者はフル在宅の時短勤務
- 6時半起床、21時就寝
家電の稼働時間
| 家電 | 稼働時間 |
|---|---|
| ドラム式洗濯乾燥機 | 毎日２回（朝、夜） |
| 食洗機 | 毎日２回（朝、夜） |
| エアコン | ［LDK 26帖用］ ・5～9月頃：24時間稼働 ・11～3月頃：24時間稼働 ［寝室 6帖用］ ・6～9月頃：24時間稼働 |
| マルチダイナミックヒーター | 12～2月：就寝時のみ |
| 加湿器（加熱式） | 12～2月：日中のみ |
1年間の発電量・電気料金
【季節によって違う？】発電量
実際の１年間の発電量の推移はこちらです。
夏（７月）が発電量のピークで、３～９月は500hWh以上を維持。
逆に冬は、日の角度や日照時間の影響で、発電量が落ち込みます。
これは１年目の発電量。
汚れ等で今後どのように発電量が変化していくのか、モニタリングしていきたいと思います。
【削減効果は？】電気料金
実際の１年間の電気料金の推移はこちらです。
※大手電力会社の40Aの契約
※青：実際に支払った電気料金
※グレー：設置しなかった場合にかかる電気料金
年間で合計すると、電気料金は約12万円。
仮に太陽光発電を設置しなかった場合、約25万円になっていました。
設置したことで、年間13万円（50%）くらい電気料金が安くなりました！
【電気料金まかなえる？】売電収入
実際の１年間の売電収入の推移はこちらです。
売電収入は、年間で約５万円。
売電収入が電気料金を上回る月は、ほぼありません。
５月は発電量もある上、エアコンの使用もないので、収入が上がります。
一方、冬は発電量がないのにエアコンの使用があり、2000円程度の収入に留まっています。
収入があるのは嬉しいですが、売電単価は年々下がっているので、今後の収益性には注意が必要。
基本的には、売らずに使うのがおすすめです。
太陽光発電システムの元は取れるのか？
筆者宅の場合、以下のようにざっくり計算すると、６年で元が取れる予想です。
- 設置費用：110万円
- 電気代削減：13万円/年
- 売電収入：５万円/年
また、夜も家電を使っているため、蓄電池を導入すれば、電気料金の削減効果はさらに大きくなりそうです。
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まとめ
実際に太陽光発電を導入して感じたメリット・デメリットをまとめました。
総合的には「昼間に電気を使うご家庭」や「長期的に住む予定がある人」にはメリットが大きいと思います！
夜に電気を使うご家庭は、蓄電池の導入も合わせて検討してみると良さそうです。
これから設置を考えている方の参考になれば幸いです。
今まで計算したことがなかったので、こんなに効果があることに驚きました！
蓄電池の購入も前向きに検討しようと思います。